カチオン電着塗装

電着塗装の技術と実績

電着塗装は、1963年に米国フォード社で自動車のボディの下地塗装として採用されて以来、急速に全世界の自動車工場に普及しました。電気の力で塗料がワークの狭い隙間まで入り込むので、塗膜が均一で密着性がよく、防錆性に優れた塗装が得られます。平和自動車工業では、1984年にカチオン電着塗装ラインを設置以来、技術とノウハウを蓄積してきました。これらの実績が日産自動車株式会社殿をはじめ多くの自動車メーカーに評価されています。苅田工場では、国際環境マネジメントシステムISO14001の認証取得し、より一層の環境負荷の軽減に努めています。

2003年7月より発行されるEU環境規制に対応するため、カチオン電着塗装の「鉛フリー化」を完了しました。

設備仕様

樹脂射出成形装置を導入しました。これにより樹脂成形から樹脂上塗り塗装までの、一貫生産が行えることとなりました。

ライン仕様 総長480m
ライン速度 2.5m/min (max5.0m/min)
ハンガー仕様 総ハンガー数1,200、ピッチ400mm
年間生産数 180(百万個)

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