明けましておめでとうございます

2023年は2020年から続いた新型コロナウイルス感染症が5類へと緩和されたことにより、コロナ禍で中止となっていたイベントの再開や多くの外国人観光客の姿を見かけるなど、ポストコロナへの変化を感じる年でした。また、円安の影響等による物価の高騰で家計への負担は大変大きくなりましたが、物価上昇を超える賃上げへの動きに繋がったことは、良かったのではないかと思っています。国内の明るいニュースとして、ワールド･ベースボール･クラシックでは、大谷翔平選手を始めとする複数の選手の活躍により、日本が劇的な優勝を手にしたことは、国民に大きな感動と勇気を与えてくれました。一方、世界に目を向けますと10月にイスラエル・パレスチナ紛争が勃発。一昨年より続いているロシア・ウクライナ戦争も長期化の様相を呈しており、不安定な世界情勢が当面続くと予測され、世界の安寧は中々叶いそうにありません。

さて、今年の干支は「甲辰（きのえたつ）」です。では、どんな年であるのか？調べてみますと「上昇し勢いを増しながらぐんぐんと成長していく飛躍の年」とのことです。 弊社のフィールドである自動車業界は、コロナ禍、半導体不足等の逆境からようやく抜け出しつつあり、自動車の生産も上向いて参りましたが、自動車業界に限らず人手不足改善の兆しが見えません。弊社に於きましても慢性的な人手不足の状況です。この状況を受け止め、効率よく生産ができるための手を打っていかなければなりません。効率的な生産を実現するためにあるべき姿を描き、それに向け無駄な作業の排除や改善活動、更にDXの導入等で効率よく生産する仕組みを築いて参る所存です。そして、「ぐんぐんと成長していく飛躍の年」になるよう、努めて参ります。弊社の事業は「自動車整備部門」「部品製造部門」「物流部門」の三つの柱がございます。それぞれの事業でお客様に満足頂ける「製品」や「サービス」を提供し、お客様から真に信頼される企業を目指して従業員一丸となり取り組んで参る所存です。

今年も何卒ご支援ご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。

令和６年　元旦

平和自動車工業株式会社
代表取締役　栗秋　浩